LIFE IS HARD だけど HAPPY

現場や個人の感想を垂れ流しにする場所

BRAVAでもりたさん。

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昨日、我らがV6森田剛様主演舞台のブエノスアイレス午前零時を観劇してきました。ソワレ公演だったので(昨日はソワレのみ)ちょっと写真暗いですがお許しを。

毎度おなじみになりつつありますが、がっつりネタバレを含んでおります。舞台はメモ魔ではないので(ライブはメモ魔、詳しくは先日のデジタリアンレポでお分かりになるかと)具体的に覚えてないことが多いですが、いくつか感じたこと等々をまとめていきたいと思います。

ここから先ネタバレありますのでご注意くださいませ。



まず冒頭の温泉卵作ってるシーン…最初剛ちゃんってわからずずーっと紙吹雪?とかサスにつってある灯体見てましたごめんなさい(笑)で剛ちゃん演じるカザマにミツコが話しかけるところから始まると。このシーンで既に空気感というかなんというか、感じるものがありました。

新潟と福島の県境にあるという旅館で働くカザマ。ひたすらモップ掛けしてる剛ちゃんずっと眺めててじゅんさん(共演者の方)の面白いとこ耳でしか聞いてなかったですすみません……。そのシーンで喋ったとき、あ、森田剛じゃない、カザマだって思いました。

で、旅館に来ていたミツコがカザマのことをニコラスと思って、過去の話をするんですが。ミツコのヘルパーさん役だった松本まりかさんの声が可愛くてやられた。キュンときました………。

で、物語はセット転換をしていく中で新潟だったりブエノスアイレスだったりしていくので、さっきまでカザマだったのにそのセリフの瞬間からニコラスになったりする。他の演者さんも2役してる方多くいて単純にすごいなと感じました。特にブエノスアイレスの時はまたちょっと違う感じなので。

昔のミツコがブエノスアイレスの場面で出てきますが、個人的に夜中にニコラスと二人バーにいるシーンが凄く好きです。花柄のワンピというかドレスを着てどう?というシーン。でも確かこの後(だと思うんですが)色々あってニコラスが刑務所に行くことになり、二人が抱擁しているシーン、ここがものすごくいい。泣けます。泣いた。あとそれより前のシーン、二人で花札をやってるシーンがいいなと。こじんまりしてる感じが可愛らしくて(笑)。


二幕はニコラスが出所したあとですね、5年経つとやはり色々変わってるもので、ミツコはマリアになってまるで別人。見てるだけで切なかったけど、みおりん(ミツコ/マリア役の瀧本美織さん)がとっても綺麗だった……

あと旅館のカザマがタバコ吸おうとするシーンずーっと双眼鏡で追ってたんですが、多分、タバコはラッキーストライクのソフトかな〜と。デザインパッと見そうだったので。(このラッキーストライクという銘柄が全然思い出せず舞台中モヤモヤしていました)

あとニコラス、そしてカザマの頭でこだまする、頑張ってるの知ってるよ、夢まみれの人生がやってくる。印象的すぎてセリフ覚えたよ、語尾違うかもしれんが。

諸々あってお金を手にしてマリアを一時間だけ買ったニコラス。この街を出ようとマリアに言うニコラス。でも待ち構えているんですね〜〜(笑)ニコラスを釈放したのはマリア(ミツコ)で、その保釈金はミツコ自身の身体を売ることで、一生かけて返していくと。………思い出しただけで泣けそうなんですけど、ここからですよ、 わたしはあなたに出会えたことで勇気をもらっている(ごめんなさいニュアンスです)、誰に抱かれてもわたしはあなたの事だけを考えているの。 …もうたまらないです、、、!!泣くわ!(笑)

そしてね、あのタンゴですよ!最初カザマが今のミツコと踊っている時、ミツコがブエノスアイレスの男は笑わないものね、って言うんですけど、それに対して笑うよ、って。カザマが(多分カザマ)。そん時の森田さんの表情よ!!!!めっちゃくちゃ優しくて、うんもうたまらなく愛おしくて、観ながら一人なんとも言えない感情になってました(笑)からの二人のミツコと三人で踊るタンゴ…………色気………なにあの空気感………三人が一体となって、で今のミツコと、昔のミツコと踊るもりたさん………あそこだけずーーっと見てられるくらい素敵でした……。

あと今不意に思い出した、ニコラスがミツコを襲うじゃないけども、跨るシーン、あそこもなんかギューンとなりました。なんか、うん、なんて言っていいかわからない感情。言葉知らんだけかもしれないけど(相葉氏引用 笑)。

あとカテコ、最後三人で出てきたとき手を繋いで上げる、あそこがなんかいいなぁと。手振ってくれたもりたさんにはキュンとしました。ありがとう。


まあレポ含め個人的な感想も述べてきましたが、やっぱり森田剛すごいなって改めて感じたし、終演後わたし魂抜けたような気分で、そんななんかすべてをもってく剛ちゃんって罪だなとも思いました(笑)。犬事件のときとは違う引き込まれ方をしたなーと。犬事件はとにかく森田剛ではない、山口幸人という15歳の人間が存在していたことにとにかく凄いと思った、その森田剛を知った上で観た今回のブエノスアイレス午前零時はまた違う剛ちゃんが見れた気がしました。ほんとにあの旅館のシーンで発した言葉、なんともないセリフかもしれないけど、わたしはそのセリフを聞いて、あ、剛ちゃんって凄いって思いました。観にいって良かったと心から思えたし、色んな人にみてほしいと思った舞台でした。森田さんが出る舞台ってやっぱりいいな、大好き。これからも行けたらいいな、いや、行きます。色んな事を感じれるとても素敵な舞台でした。月曜の大千秋楽まで是非頑張っていただきたいです。


あ、最後。鉈切りに続いてブエノスも映像化?みたいな雰囲気ですが、個人的には犬事件が大好きでたまらないので映像化してほしいな〜。撮ってないのかな。パルコプロデュースだけなのかな〜〜とふと思った次第でした。また長々とごめんね。

ちなみに次の現場は年明けてニズムフクオカでーす、一応報告です(笑)